はじめに
このブログに来てくださってありがとうございます。
あなたと「人生に役立つ知識」を共有できて嬉しく思います。
あなたがこのブログにたどり着いたのは偶然ではありません。
「今の現状を改善したい」、「もっと幸せになりたい」、「楽しく充実した日々を送りたい」、「経済的な豊かさを得たい」といったあなたの願望が宇宙に届き、それを叶えようとする宇宙に働く力に導かれたからです。
この記事ではおもに「引き寄せの法則」について言及しています。
あなたがこの記事にたどり着いたということは、おそらくあなたにとって「引き寄せの法則」を実践するのによいタイミングだということでしょう。
これまでの一般的な成功哲学によっては、うまくいかなかったという経験をされたかもしれません。
「もっと努力をすれば」、「ひたすら頑張って行動しまくれば」、「一生懸命仕事に打ち込めば」成功するという教えにしたがってきたのに、思い描いていたような幸せや豊かさが手に入っていないと感じていると思います。
しかも、「幸せや経済的な豊かさを手に入れている人々は、そんなに努力したわけでも、仕事に人生を捧げたわけでもないのに、どうしてうまくいっているのだろう？」と不公平感すら感じているのではないでしょうか。
もちろん、努力をしたり、一生懸命に取り組むことは必要です。
しかし、それだけでは、うまくいかないのです。
もっと根本的に大切なことがあるからです。
それは、宇宙の法則に抵抗せず、宇宙の法則にのっとって生きることなのです。
成功している人は、自覚してかそうでないかはともかく、宇宙の法則にのっとった生き方や行動をしていたために、成功することができたのです。
人は、宇宙に働いている力にそって生きれば、本来、健康や幸せや豊かさを受け取ることができるのです。
そのように、宇宙や人は創られているからです。
善い意図のもと、人は幸せに生きるようこの世に誕生してきているのです。
それでは、人生に役立つ宇宙の法則について書かれている『新訳 お金と引き寄せの法則』の超解釈をしていきます。
『新訳 お金と引き寄せの法則』エスター・ヒックス＋ジェリー・ヒックス著 本田健訳
本書の目的（５頁）
読者が、人生は心地よいもので、すべてにおけるウェルビーイング（健康と幸せ）こそ
が自然の姿だと知り、そう在るようになること。
人が本来の状態であるウェルビーイングの姿になるためには、必要な知識をしっておく必要があります。
Ⅰ．世界に働いている宇宙の法則を知る
私たちの生活には、私たちが認識しているか否かにかかわらず、宇宙の法則が働いています。
物体が地面に落下するのも万有引力の法則が働いているからです。
それと同じように、私たちが知らないだけで宇宙の法則はいくつも働いているのです。
以下に、人生に役立つ２つの宇宙の法則を紹介します。
１．人生に役立つ宇宙の法則
①「思考の現実化の法則」（２４頁）
自分が思ったり考えたことのすべてが、思考の良し悪しにかかわらず実現に向かうという法則。
②「共鳴引力の法則」（引き寄せの法則）（３１頁）
思考内容の良し悪しにかかわらず、思考に似たものを引き寄せ、そうでないものを引き離すという法則。
ここに紹介した、「思考の現実化の法則」と「共鳴引力の法則」をうまく活用すれば、あなたが本来受け取るはずの幸福と幸せを取り戻すことができるようになります。
このあり方を一般的に「引き寄せ」と言います。
次に、思考が現実になるプロセスを見ていきます。
２．思考が現実化するプロセス（３２頁）
思考→波動→引き寄せ→現実
「思考」
自分が思ったり考えたりすることのすべて。
「波動」
エネルギーとも言う。
物質世界も非物質世界も、すべてのものは波動でできている。
人間の場合、思考や言動が波動となってその人から発せられる。
波動は、「気分」と密接に関わっている。
例）楽しい気分でいれば、楽しい波動が発せられ、反対に、落ち込んだ気分でいれば、落ち込んだ波動が発せられる。
「引き寄せ」
人の「思考」によって発せられる「波動」に「引き寄せの法則」が反応し、似たものが引き寄せられる。
反対に、似てないものは遠ざけられる。
例）楽しい波動には楽しいことが引き寄せられ、悲しい波動には悲しいことが引き寄せられる。
「現実」
思考→波動→引き寄せという一連のプロセスを経て現実化する。
非物質世界（霊的世界）では、思考がすぐに実現しますが、物質世界（今生きている世界）では思考と現実化の間にはタイムラグが存在します。
「引き寄せ」の実践は、願望実現化の時短メソッドでもあるのです。
宇宙の法則にのっとって生きれば、現実化のプロセスが無駄なくスムーズに進むからです。
このように、宇宙には、私たちの思い描いたことが実現するように力が働いているのです。
ただし気をつけなければならないことがあります。
宇宙には、「否定」という概念がないので、私たちが思ったり考えたことは、すべてその人の望みだと判断されるのです。
内容の良し悪しにかかわらず、思考が現実化に向かうのが、この宇宙の法則なのです。
ですから、この宇宙の法則をうまく活用すれば望む現実がもたらされるのです。
望む現実をもたらすには、その発端である「思考」をコントロールすることによって可能になるのです。
このあり方を、「引き寄せ」といいます。
３．感情のガイダンスシステム
それでは次に、私たち人間に備わっている素晴らしい機能について紹介します。
それは、「感情」です。
物事や人に対して、ポジティブな感情やネガティブな感情をいだきますが、その感情こそ、私たちを導くものとなるのです。
ここで質問ですが、
今の経済的状況や、人間関係、健康状態などに対して何らかのネガティブな感情を持っていないでしょうか。
もし、今の現実に何かしらの心地悪さを感じているなら、それは、
「何かが大きくずれている」というサインなのです。
なぜなら、本来「すべてはうまくいく」ように宇宙はなっているからです。
例）本来、健康でいるのが当然なので、病気になると苦しく辛く感じるのです。
体の痛みが、病気や怪我をしていることを知らせるサインであるのと同じように、
心地悪いという感情も、「何かがおかしい」と知らせるサインなのです。
反対に、「うまくいっている」ときには、心地よく感じるのです。
この仕組みのことを、「感情のガイダンスシステム」といいます。
感情 状態
心地よい → うまくいっている
心地悪い → 何か問題がある
この感情のガイダンスシステムが、私たち人間の中に組み込まれているのです。
ですから、自分が心地よく感じることだけをおこなうとき、すべてはうまくいくのです。
そうは言っても、生きるためには嫌なこともしなければならないとお思いかもしれません。
生きるため、家族を養うためにお金を稼がねばならない。そのためには嫌なことでも頑張ってやらなければならない。好きなことだけやって食ってはいけないと。
ただ、そうやってきた結果が、今の現実を生み出しているのです。
心地悪さを感じているならば、「何かが大きくズレている」のですから、その上に人生を築きあげれば、いつか崩れ落ちることになるのです。
心地悪さを感じて無理をしている状態のままで生きていれば、いつかは破綻がきます。精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けることになります。
そうならないためにも、自分の感情に素直になることが大切です。
身体の痛みも放置していれば、病気や怪我が深刻な状態になります。
心の痛み、感情の不快感も同じなのです。
これからは、あなたの中にある感情ガイダンスシステムに素直になり、心地よく感じることを行うようにしましょう。
具体的な方法については、この先の「気分良くいることが願望を引き寄せる」に書いています。
４．あなたが今までうまくいかなかった理由
あなたはこれまで、「もっと努力すれば」、「もっと能力を磨けば」、「もっと働けば」成功するとう成功哲学を信じ、その法則に従っていました。
けれども、満足の行く結果になっているでしょうか？
あなたがこれまでうまく行かなかったり、思ったよりも豊かでないのは、努力不足、実力不足といった「行動」が原因ではないのです。
本当の原因は、「思考」なのです。
先ほど見てきたように、宇宙には、「思考の現実化の法則」と「引き寄せの法則」の力が働いています。
この法則を無視して、どんなに頑張っても望む現実を手に入れることはできないのです。
現状を変えたいと思うなら、まずは「思考」を変える必要があります。
引き寄せの法則は、あなたの行動ではなく、「波動」に反応するからです。
あなたが発する波動をコントロールするには、「思考」をコントロールすればいいのです。
Ⅱ．宇宙の法則をうまく活用する
私たちの現実は、思考→波動→引き寄せ→現実というプロセスによって生じています。ですから、プロセスの発端である思考を変えれば、現実を変えることができるということです。
宇宙は、私たちの言葉や行動ではなく、「波動」に反応するからです。
言葉や行動をどんなに取り繕っても、心ではネガティブな感情を抱いているなら、そのネガティブな感情に似たものが引き寄せられるのです。宇宙には「否定」という概念がないからです。
それでは、自分の願望と波動を調和させる具体的な方法について記述していきます。
１．気分良くいることが願望を引き寄せる（８１頁）
望む現実を引き寄せるために、一番大切なのは、「気分良くいる」ことです。
気分良くいること以上に大事なことはありません。
繰り返しになりますが、宇宙は私たちの波動に反応するからです。
私たちが良い気分でいれば、良い波動が発せられ、宇宙がそれに答えて似たものを引き寄せ、どんどん良いことが引き寄せられ、最終的に、一番気分がよくなる願望が引き寄せられるからです。
【方法】
① 気分が良くなることを探す
「今日一日、どこに行っても、何をしていても、誰といても、気分が良くなることを探すようにする」
例）朝食のコーヒーを飲んで美味しいと感じる、家族と元気な挨拶を交わして嬉しい気分になる、通勤途中キレイな景色を見て美しいと思う、職場の気のおけない同僚と話して楽しい気分になる、
どんなことでもいいので、自分が心から嬉しいとか楽しいと思えることを見つけてポジティブな感情を味わうようにします。
そうすると自分の発する「波動」がポジティブなものになり、ポジティブなことが引き寄せられていきます。
② 「ポジティブな側面のノート」を書く（軌道修正の訓練）
生活の中で良いことばかりが起きていれば、ポジティブな感情を味わうのも簡単です。
けれども、普段の生活では良いことばかりが起こるわけではありません。
仕事でトラブルに遭ったり、上司や取引先の人から嫌なことを言われたり、愛想の悪い店員にあたったりと気分を害するようなことがたびたび起こります。
そのまま気分を害してしまえば、波動もネガティブなものになってしまいます。
ですから、波動をポジティブに修正する必要が出てくるのです。
この気分を修正するのに役立つのが、「ポジティブな側面のノート」を書くことです。
自分が嫌だと感じる事や人に対してポジティブな側面を見つけてノートに書き出すのです。
たとえば、職場に、どう頑張っても嫌な気持ちを抱いてしまう人がいるとします。
その場合、「職場に嫌な人がいる」ということに対して、何かポジティブな側面を探してノートに書いておくのです。
「◯◯さんと接しないといけないのは、自分の波動をポジティブに保つための訓練なんだ」とか。
自分なりに、ポジティブな気分になれる側面を見つけ出せばいいのです。
このとき、無理にポジティブな側面を見つける必要はありません。
本当に、心からそうだと思えるポジティブな側面を見つけ出すことが重要です。
引き寄せは、私たちが発する波動、つまり、感情に反応するからです。
私たちの本心、本当はどう思っているのかということが何より大事なのです。
ですから、無理に慈悲深くなろうとしたり、無理に好きになろうとする必要はないのです。
それよりも、自分の波動をポジティブに保つことが大切なのです。
気分が良くなる、ポジティブなことだけにフォーカスする。
この訓練を毎日していけば、日々良い波動が発せられ、どんどん良いことが引き寄せられて、現実がどんどん良くなっていきます。
次回は、お金に関する引き寄せについての記事になります。
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